「世界遺産:マチュ・ピチュの秘密(インカ帝国の失われた都市)」という絵本を読みました。
歴史を少し紐解いてみます。
インカ帝国の首都クスコに次ぐ第二の都市としてマチュ・ピチュがありました。
皇帝アタワルパは、侵略してきたスペイン人のピサロに捕まってしまいます……黄金と引き換えに釈放されるはずが、なんと約束をやぶって皇帝はなくなってしまいました。
これが1532年。日本は織田信長が生まれる2年前のことです。
いまでは世界遺産として人気の観光地であるマチュ・ピチュ。
その人気の秘密や本の感想、課題さらにはマチュ・ピチュの世界遺産としての価値も書いていますので、ゆっくりご覧ください。
「世界遺産:マチュ・ピチュとは?」人気の秘密は?

写真:マチュ・ピチュの景色
マチュ・ピチュは、15世紀にインカ帝国がアンデス山中に築いた遺跡で、ペルーを代表する世界遺産です。
精巧な石組みの建築や段々畑、住居跡が残り、王族の離宮や宗教・天文学の拠点だったと考えられています。
太陽の動きと結びつく配置は高度な天文学知識を示し、自然と調和した都市計画もや灌漑設備が特に取り上げられます。
観光地として人気の秘密は「天空の遺跡」という唯一無二のブランド力です。
自然と文明が調和し、早朝の雲海や山々の景観、遺跡と自然が織りなす神秘的な雰囲気が多くの人を魅了しています。
なお、観光できる人数は1日2500人に制限されています。
「マチュ・ピチュのひみつ」インカ帝国の失われた都市を読んで
この本は最後に3つの問いかけがあります。
考えに答えはありませんが「おそらく本が伝えたいんだろうな」と感じたことと、僕の考えをまとめてお伝えします。
マチュピチュから人がいなくなった理由は?また、あなたの考えでまとめてください。

写真:ペルーのリマの大司教宮殿
イェール大学のルーシー・サラザール博士は、インカ帝国の豊かな時代にマチュ・ピチュは作られたが続かなかったと考えている。
リベルタ一方僕は、こんな風に考えました。
実はマチュ・ピチュは謎の病原菌に襲われて、人々が「呪われてる」と恐れて自ら放棄した都市だった可能性があると考えます。
文字による記録文化を持たず、天体という一部の文明のみが発達した山岳の民にとって、未知なる大陸から訪れたスペインがもってきた病気は畏敬の念を感じるものだったのではないでしょうか?
他の地域、例えば17世紀にヴェネチアでもペストが流行したことにより人口が1割から2割減った事例があります。
マチュ・ピチュは滅びた都市ではなく、人々が恐れとともに離れていったきわめて人間的な都市だったのかもしれない。
インカ帝国ではキープと呼ばれる「ひもに結び目をつけて」数や大事なことを覚えたり伝達する手段にしていました。
マチュピチュがユネスコから「人類にとって大きな価値のある場所」とされている理由はなんですか?


写真:マチュ・ピチュの道
マチュ・ピチュ遺跡の1つの区画にインカの人々が暮らした住居があります。遺跡や陶器製の遺物を通して、人々がどのような暮らしてをしていたのか考古学的に価値があります。
また、太陽の神殿といった天文学の文明が発達していた証拠でもあるのが象徴的です。



さらに僕はここに価値があると思う!
遺物の中には銀でできたピンがありました。これは女性がショールを留めるのに使っていたと思われます。
単に生活のために陶器をつくったり金属を加工したのではなく、女性のおしゃれのためにピンを加工していた事実は、今も昔も同じ空をみていた証拠でもあります。
男女の恋愛があったり、センスの良い職人がいたり、軍事力では最新の武器を持ったスペイン軍に負けてしまったけれど、人生を楽しむ人間らしい文化・文明という精神性は時代を超えて価値があるんだと考えました。
だからこそマチュ・ピチュは、人類の生き証拠を伝える場所として価値を認められているのだと思います。
観光客が訪れた方がいいと思いますか?訪れない方がいいと思いますか?


写真:マチュ・ピチュの階段
マチュ・ピチュでは観光客や地震の影響で遺跡が壊れることがあります。
なので、現在取り組んでいる人数を入場制限のように一定の制限をかけるのであれば、遺跡修復や保存計画の資金的な後ろ盾にもなるため、観光客が訪れるのは良いと考えています。



でもお金のためだけに観光客を無限に受け入れるのは限界がある!
だからこそ僕は思います。
2026年1月に名古屋で「古代エジプト」をVRで再現できる施設がオープンします。
同じように、マチュ・ピチュを再現できるイベントや施設を増やしても良いと思うのです。
ただ単に施設を増やすのではなく、「マチュ・ピチュが認定した展示や施設」とすることで、マチュ・ピチュにも入場料の一部を還元するお金の流れをつくれば保護・保全活動にも活かせます。
お金だけではありません。
文化を広げ、身近に感じることは精神性を伝えることにも通じます。
名前だけしか知らなかったマチュ・ピチュを体験して、感じた人にとっての世界遺産級の価値とは何なのか?
それを考えることこそが、地球の反対側からのメッセージなのではないでしょうか?
僕の結論としては、観光客は必要だと思います。ただしそれは「現地に行くことだけ」の意味ではありません。
マチュ・ピチュの世界遺産としての価値
マチュ・ピチュは文化遺産と自然遺産の両方が認められている複合遺産として世界遺産に登録されています。
保有国:ペルー
登録年:1983年
登録基準:ⅰ、ⅲ、ⅶ、ⅸ
「リアルインディージョーンズ」であるアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムが発見した。
マチュ・ピチュでは、灌漑設備が充実していてトウモロコシやジャガイモの畑がありました。また車輪や製鉄技術をもっていなかったにも関わらず花崗岩を切り取り神殿を建設していた。
目がかわいくないアンデスイワドリの生息域になっている。


アンデスイワドリ(引用:wikipedea)
主な建造物として太陽の神殿とも呼ばれれる大塔と陵墓やコンドル神殿があります。
滅亡したインカ帝国、ないものを欲しがる僕には魅力的に写りました。
マチュ・ピチュのあとは、インカ帝国の首都「クスコ」の記事をご覧ください。






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