シンデレラの物語は、世界中で愛されている古典的なフェアリーテールの1つです。
シンデレラは多くの国や文化に根ざしており、さまざまなバリエーションが存在します。
今回は、シンデレラの舞台となった国や、各国のストーリーの違いを紹介していきます。
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城が有名だね!
シンデレラの舞台となった観光地や名所
シンデレラの物語は世界中で愛されており、各地にはこの物語に関連する観光地や名所が存在します。
シンデレラにインスパイアされたスポットを訪れることで、物語の世界に浸ることができるかも!
今回は、シンデレラに関連する代表的な観光地や名所を紹介します。
- ドイツのノイシュヴァンシュタイン城
- フランスのシャンティイ城
- ディズニーランドのシンデレラ城
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城
ドイツのバイエルン州にあるノイシュヴァンシュタイン城は、シンデレラ城のモデルとして知られています。
ルートヴィヒ2世によって19世紀に建てられたこの城は、ディズニーランドのシンデレラ城にインスピレーションを与えました。
ノイシュヴァンシュタイン城は、童話の世界から飛び出してきたかのような美しい外観で、多くの観光客を魅了しています。
ドイツのシンデレラの起源と言われる、グリム兄弟の「アッシェンプテル(Aschenputtel)」の本を持って訪れることをおすすめします。
フランスのシャンティイ城
フランスには、シンデレラの舞踏会を彷彿とさせる美しい城がいくつも存在します。
その中でも特におすすめなのが、シャンティイ城です。
パリから北に約50キロメートルの場所に位置するこの城は、17世紀に建てられ、豪華な装飾と広大な庭園が特徴です。
シャンティイ城は、シンデレラの華やかな舞踏会を思い起こさせる雰囲気を持っています。
ディズニーランドのシンデレラ城
シンデレラといえば、ディズニーランドのシンデレラ城を思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートや、東京ディズニーランドにあるシンデレラ城は、シンデレラの物語を象徴するランドマークです。
内部にはシンデレラの物語をテーマにしたアトラクションやレストランがあり、訪れる者はシンデレラの世界を体験できます。
シンデレラの舞台となった各国のストーリーの違い
シンデレラの物語の起源は、古代エジプトや古代中国まで遡ると言われていますが、私たちがよく知るシンデレラは、主にヨーロッパから伝わってきました。
特に有名なのが、19世紀のドイツのグリム兄弟のバージョンと、17世紀のフランスの作家シャルル・ペローによるバージョンです。
- ドイツ
- フランス
- イタリア
- スペイン
同じヨーロッパでも、国が違うとストーリーが全然違うのね!
ドイツ
グリム兄弟の「アッシェンプテル(Aschenputtel)」は、暗いトーンが特徴です。
このバージョンでは、シンデレラが母の墓に植えた木の下で鳥たちの助けを借りる場面があります。
グリム兄弟の物語は、より民話的でリアルな要素が強調されています。
フランス
シャルル・ペローの「サンドリヨン(Cendrillon)」は、現在のシンデレラの物語の基本形を作り上げました。
フランス版では、魔法のかぼちゃ、ガラスの靴、そして王子との舞踏会が特徴です。
ペローのシンデレラは、優雅で上品な雰囲気が漂う物語となっています。
イタリア
イタリアでは、シンデレラの物語は「ゼゾラ」や「ラ・ガッタ・チェネルントラ」として知られています。
ジャンバティスタ・バジーレによる「ペンタメローネ(Pentamerone)」に収録されたバージョンは、17世紀に書かれたもので、シンデレラの1つの原型とされています。
この物語では、シンデレラが父親の再婚相手によっていじめられるという設定があります。
スペイン
スペインでは、「ラ・シンダレラ」という名前でシンデレラの物語が知られています。
スペイン版では、シンデレラが自分の知恵と勇気で困難を乗り越えるストーリーが強調されています。
また、舞踏会の代わりに祝祭や市場が舞台となり、スペインらしさが感じられるのが特徴です。
まとめ|シンデレラの舞台となった国やストーリーを探る
シンデレラの物語は、国や文化によって多様なバリエーションを持っています。
それぞれのバージョンが、その国の歴史や文化を反映している点が興味深いです。
シンデレラの物語を通じて、異なる国々の文化や価値観を学ぶことができるでしょう。
どの国でも、困難を乗り越えるカッコいい女性がえがかれてますね✨
【妄想】シンデレラのガラスの靴・・・サイズ合う人いたんじゃない?
シンデレラの物語で象徴的なのは、シンデレラが落としていった「ガラスの靴」。
王子さまは残ったガラスの靴をたよりに、街中の女性にガラスの靴を履いてもらったそうです。
ここで思ってしまうのは、「誰かスッポリきれいに履けた人いるんじゃない?」。
ガラスだから、甲の高さとか、指の幅とかの制限はあったかもですが、履けた人いたでしょ・・・。
私がもしその場にいたら、みちみちのむぎゅむぎゅになって足を突っ込み、「履けました!」と笑顔で言うに違いない!
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