進撃の巨人の緊迫したシーンでミカサが放ったひと言!
それが……

オカピは知らない!



あなたはミカサじゃないでしょ?
けっこう緊迫してオカピの巨人を探してるシーンなんだけど、やや片言で語彙力がブリブリに低下してるミカサ。
やや可愛いまであるw
この記事では、実は世界遺産として保護されているオカピについて解説します。
「オカピは知らない」といったミカサとは?
「オカピは知らない」といったミカサとは、アニメ『進撃の巨人』のヒロインであるミカサ・アッカーマンを指します。
オカピの存在をアニ・レオンハートに教えてもらってからは、やや無駄ともいえるくらい「オカピの巨人!」といってしまうミカサのシーンは、緊張感のあるシーンでの”ほっこりタイム”です。
ミカサやエレン、アルミンのいるパラディ島は、”マダガスカル”をモデルにしたのでは?と考えていますが、パラディ島にオカピは存在しないのでしょう。
なお、マダガスカルの場所はこちらです。


引用:GoogleEarth
日本では”マダガスカル海峡”が有名ですね。



独自の進化を遂げた不思議な生物が非常に多いことで有名なんだ
オカピといえば?【コンゴ民主共和国の世界遺産】オカピ野生動物保護区
コンゴ民主共和国の北東部に位置するオカピ野生動物保護区は、1996年に世界自然遺産に登録されました。
ここは、絶滅危惧種のオカピをはじめ、チンパンジーや森林ゾウなど多様な生物が生息する熱帯雨林です。
オカピは20世紀初頭、イギリス人探検家のヘンリー・ジョンストンによって発見されました。
広大なイトゥリの森の約20%を占め、ピグミー族の人々が伝統的な生活を営む地域でもあります。豊かな生態系と文化が共存する貴重な場所として高く評価されていますが、近年は密猟や違法採掘などにより危機にさらされています。
自然保護と地域の共生が求められる重要な世界遺産です。
世界三大珍獣とは?一体だれのこと?
「世界三大珍獣」とは、希少で独特な生態や外見をもつ動物たちの総称で、次の3種を指します
「森の貴婦人」オカピ


オカピはコンゴ民主共和国の熱帯雨林にのみ生息するキリン科の珍しい動物です。
体はこげ茶色で脚にシマウマのような白い縞があり、その姿から「森の貴婦人」と呼ばれます。
長い舌で葉を巻き取り、静かに森を歩く姿が印象的です。20世紀初頭まで西洋には知られておらず、幻の動物とされていました。
現在は密猟や森林伐採により絶滅危惧種に指定されイトゥリの森を中心に保護活動が行われています。
「世界の愛されキャラ」ジャイアントパンダ


中国の四川・陝西・甘粛の山岳地帯に生息するジャイアントパンダは、白と黒の毛並みが特徴的なクマの仲間です。
竹を主食とし、一日に十数時間を食事に費やします。その愛らしい姿から世界中で愛され、保護の象徴的存在です。一時は絶滅の危機にありましたが、中国政府や国際機関の保護活動によって個体数は回復傾向にあります。
今でもその存在は「人と自然の共生」の象徴として注目されています。
「森の小さな幻」コビトカバ


コビトカバは西アフリカのリベリアなどに生息する体長約1.5メートルほどの小型のカバです。
昼間は水辺や茂みに隠れ、夜になると植物を食べに出かける夜行性の動物です。
単独で静かに暮らす性格で、野生での姿を見るのは非常にまれです。森林伐採や内戦、狩猟の影響で生息数は激減し、絶滅危惧種に指定されています。ひっそりと生きるその姿は、まさに「森の小さな幻」と呼ぶにふさわしい存在です。
まとめ:これでオカピを知っている
まとめます。
「オカピは知らない!」というミカサのひと言が、実は僕たちの知らない“世界の奥深さ”を映しているようにも感じます。
オカピはアフリカのコンゴで守られる世界遺産の象徴であり、自然と人が共に生きる尊さを教えてくれる存在です。
ジャイアントパンダやコビトカバとともに、地球上の多様な命をつなぐ大切な仲間たち。ミカサのセリフをきっかけに、少しでも自然の不思議や世界遺産の価値に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
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