イタリアの世界遺産と言われて、まず思いつくのが「ピサの斜塔」ではないでしょうか?
小さい頃に初めて写真を見たときの衝撃は今でも覚えています。
でも、なぜピサの斜塔は傾いたまま作られたのか、なぜ倒れないのか分からないことだらけですよね?

そこで本記事では、ピサの斜塔がなぜ傾いているのか?なぜ倒れないのかを詳しく解説します。
他にも、ピサの斜塔に関する「なぜ?」についてもまとめましたので最後までご覧ください。
【なぜ〇〇?】ピサの斜塔に関する疑問を徹底解説

ピサの斜塔に関するよくある疑問をまとめました。
ピサの斜塔はなぜ傾いているの?
ピサの斜塔が傾いている理由は、建設地の地盤が砂と粘土の混在する不安定な土地であったためです。
1173年に建設が始まり、塔が高くなるにつれて不均一な地盤沈下が起こり、南側に傾きました。
工事は何度も中断され、最終的に1372年に完成しましたが、傾きは解消されませんでした。1990年代に傾きが危険なレベルに達し、修復工事で基礎部分を強化し、傾きを改善しました。

現在、ピサの斜塔は安全に保たれ、観光名所となっています。
ピサの斜塔はなぜ倒れないの?
ピサの斜塔が倒れない理由は、修復工事と設計の工夫にあります。
ピサの斜塔は建設途中から傾き始めましたが、建築家たちは上層部分を逆方向に傾けることでバランスを調整して、倒れにくくなりました。
さらに、1990年代には大規模な修復工事が行われ、塔の基礎部分を強化し、一部の土を取り除いて傾きを軽減。これにより、塔の傾きは約4度から約3.97度にまで減少し、倒壊の危険性が低減されました。
また、柔らかい地盤が地震の揺れを吸収しやすいため、地震による倒壊リスクも低くなっています。



これらの要因が組み合わさり、ピサの斜塔は現在も安全に立ち続けているよ!
ピサの斜塔はなぜ建てられた?
ピサの斜塔は、ピサ大聖堂の鐘楼として建てられました。
12世紀、ピサは強力な海洋国家で、その繁栄を示すために壮大な建築物を建設しようとしていました。
斜塔は宗教儀式や市民に時間を知らせる役割を果たす目的で、1173年に着工。当初は垂直に建てられる予定でしたが、地盤の不安定さにより傾き始めました。
しかし、この傾きが逆に観光名所として話題となり、ピサの象徴となりました。
ピサの斜塔は誰が作ったの?
ピサの斜塔は、複数の建築家が関与して建設されました。
最初の設計者として知られているのはボニャンノ・ピサーノ。
1173年に建設が始まりましたが、塔が傾き始めたため、建設は何度も中断されました。その後、ジョヴァンニ・ディ・シモーネなど、他の建築家も関わり、1372年に完成しました。
このように、ピサの斜塔は一人の建築家ではなく、複数の建築家が関与して完成させた建物です。
ピサの斜塔はなぜ傾いたままなの?
ピサの斜塔が傾いたままの理由は、観光名所として有名になったからです。
傾きを直すために20世紀末から21世紀初頭にかけて、塔の基礎部分を強化し、一部の土を取り除く大規模な修復工事を決行。
しかし、観光名所としての魅力を保つために、最終的には完全に垂直にするのではなく、適度な傾きを残す形で安定させることになりました。



専門家の話だと、あと300年は倒れないそうです!
まとめ:ピサの斜塔はなぜ傾いているのか?
ピサの斜塔が傾いている理由は、地盤が弱いところに塔を建ててしまったこと、直さない理由は建築家のバランス調整の賜物だということが分かりました。
「災い転じて福となす」とはまさにこのことで、今ではヨーロッパを代表する世界遺産になりました。



最初に設計した人は、まさかこんなことになるなんて思ってなかっただろうなぁ。
塔の最上部にある鐘を鳴らすと、さらに傾いてしまう可能性があるため、現在はスピーカーで鐘の音を鳴らしているそうです。



絶妙なバランスで今の状態をキープしてるのね。
【妄想】ピサの斜塔に旅行に行くなら?
ピサの斜塔に行くなら、塔が倒れてしまってもOK!と考えて行きましょう!
だって、振動を与えると倒れちゃうかもっていう理由で鐘が鳴らせないんですよ?めっちゃ怖くないですか?
でも、もしピサの斜塔が倒れる瞬間にのぼっていたら、歴史に名前を刻めるかも・・・!
・・・と、いう冗談はさておき、傾斜に合わせて階段の数が違っていたり、ドアの建付けが悪かったり、他の建築では見られないギミックが目白押しです。



ピサの斜塔をのぼったつもりになれる動画を貼っておくので、気になってる人は要チェックです!
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