世界遺産をご存じですか?
2025年現在では1248件が登録されていて、最も成功した国際条約といわれる「世界遺産条約」に参加している国が「これめっちゃいいよ!」って遺産を国際的に守っていくことです。

それはすごい!
でもそんな簡単に世界に踊り出せない(泣)
そんな不安も、近い将来はなくなるかもしれません。
たとえばこんな感じ↓
この記事では、実際に行われたバーチャルミュージアムの記事とあわせて今後のバーチャルミュージアムについて考えていきます。
世界初!バルセロナで「盗まれた文化財のバーチャルミュージアム」がオープン
2025年10月9日のYahoo!ニュースで見出しが躍りました、


要約します。
ユネスコは、略奪・盗取された文化財を3Dで閲覧できる世界初の「盗まれた文化財のバーチャルミュージアム」を公開した。設計はプリツカー賞建築家フランシス・ケレが担当し、資金はサウジアラビアが提供。
インターポールの協力も得て、9月29日にバルセロナで開催された国際会議で発表された。ミュージアムは5地域に分かれ、青銅仏像(中国・明代)やシリアのパルミラ博物館から奪われた金のペンダントなど数千点を展示。
「返還・回復展示室」では、チリ税関が押収しモロッコに返還された三葉虫化石などの回収事例も紹介している。
ユネスコは、このプロジェクトを1970年条約の理念に基づく文化財保護の一環と位置づけ、「不正取引への意識を高め、世界共通の遺産を守る」ことを目的としている。
アズレ事務局長は「奪われた遺物を再び光の下に戻し、人々が自らの歴史とアイデンティティに触れる権利を取り戻す」と強調した。
ポイントは次の3つです。
1. 世界初の「盗まれた文化財バーチャルミュージアム」開設
文化財の略奪や不正取引という世界的課題に対し、ユネスコがデジタル技術を活用して初めて実現した試みであり、国際的な文化保護の新たなモデルを示している。
2. サウジアラビアの資金提供と国際協力
フランシス・ケレの設計、インターポールの協力、サウジの資金支援という多国間連携によって成立しており、文化遺産保護が単一国ではなくグローバルな共同責任であることを象徴している。
3. 「奪われた遺産を再び光の下に戻す」という理念
アズレ事務局長の発言に象徴されるように、単なる展示ではなく「失われた歴史と人間性の回復」を目的としており、文化の尊厳と記憶の再生という深い倫理的メッセージを持つ。
最新AI技術で考える将来の「世界遺産VR観光」
ユネスコが発表した「盗まれた文化財のバーチャルミュージアム」は、VR技術を活用した新しい文化体験の形として注目されています。
実際に現地へ行かずとも、略奪された仏像や遺物を3Dで鑑賞でき、まるで博物館に立っているような臨場感を味わえます。
こうした試みは、世界遺産観光の未来にもつながります。
たとえば、立ち入り制限のある遺跡や、保存のために一般公開されていない文化財も、VRなら安全かつリアルに体験できます。観光産業においても、気候変動や戦争、災害によるアクセス困難な場所をデジタルで守り、世界中の人々が共有できる時代が訪れようとしています。
これからの観光は、旅することだけでなく「文化を感じ、守る」ことが目的になるのかもしれません。



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実際、オンラインツアーってどうなの?って思った人はこちらのYouTubeを参考にするといいと思います。
まとめ:最新AI技術でバーチャル観光は迫っている
個人的にはどんどんとAIが進化している様子を実感しています。
これからは、休日に家でオンラインツアーを楽しんだり、東京や名古屋、大阪といった主要都市のバーチャルミュージアムに出かける未来があるかもしれません。



めっちゃ楽しみ〜♪
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